本日は、鎌倉市内にお住まいの方が自然素材モデルハウス
「三角の家」に、ご家族でお越しくださいました。
この方は、耐震リフォームを行うお客様で
壁や天井の仕上げ材料をどのような仕様にするか、
どんな自然素材を使うかを検討するために
珪藻土や天然塗料を使った空間を体感しに来られたのです。
さて、補強計画の内容や仕上げ項目などを図面を基にご説明して
最終チェック。そしてこの空間で使われている自然素材を改めて
ご紹介しました。
吉野ヒノキの無垢の階段やフローリングや窓枠、壁やニッチの
稚内産の珪藻土、天井のドイツの自然塗料など三角の家では、
室内空間の肌に触れるところを本物の自然素材を使っています。
無垢の木は、心地良い肌触りと香りを感じることができ
珪藻土や自然塗料は、調湿作用と消臭効果をもたらしてくれます。
この自然素材は、私たちが実際に生活している空間で使っているものなので
自信を持って皆様にお薦めできるのですが、良いところばかりではありません。
物を落としたり、ぶつけたりすればキズは付くし、
太陽の陽ざしが多く当たる所など場所によってはヒビや隙間が生じることも
あります。ただ、これらも素材が生きているからこそのものだと思っています。
三角の家は、このように自然素材の長所と短所を実際に見て触って
きれいな空気を吸って、いろいろと感じてもらうことができる家なのです。
お客様には「とても居心地が良い」と仰っていただきました。
そして、今回採用する予定の珪藻土のサンプルもお持ち帰りいただき
産まれたばかりのお孫様がアレルギー反応が出ないかも
一応試してもらうことにしました。
実は、この前はじめて知ったのですが、今日一緒に来られたお孫様が
産まれた日に、私が耐震診断の現地調査に伺っていたのです。
何かご縁を感じます。(とても貴重なお時間を現地調査のために
割いていただきありがとうございます。)
みなさまの手形を壁に記す日を楽しみにしております♪