本日は鎌倉「家族が集まるオリーブの家」の建方。
朝礼では、全員で建方の流れ、搬入時間、安全の確認。
先行ボルトやモイス先張り箇所などの細かい納まりについて確認しました。
お昼前と夕方にはお施主様が建前のご祝儀と差入れを届けに来てくださいました。柱や梁だけの状態は中々見ていただける機会がないので、ご説明しながら見ていただけました。
お昼過ぎには無事に棟上げができ、夕方に垂木、野地を貼り終え、なんとか予定していたところまでたどり着きました。
鎌倉「家族が集まるオリーブの家」は躯体の木材には紀州山長商店の桧と杉を採用しています。
柱に印字されているE110はヤング係数が110以上というのを表しています。ヤング係数とは木材の変形しにくさを表す係数で材料密度、質量などによって変化します。数値が大きいほどたわみにくい材ということです。山長商店では、樹齢50年から100年の木を使い伐採した木が、紀州のどの地域の山から伐採されたかがわかります。性能・品質・産地・生産者を表示し、「この木材は、自らの生命と財産を守る構造体として信頼できるか」を自らの目で判断することができます。
また1本1本強度測定することによって材料強度のバラつきを防ぎ、自然素材の無垢材という括りだけではなくより確かな構造計算ができ、より確かな安全性に近づけるので、この紀州材を採用しています。
今回、この紀州材を使った粘り強さをご覧いただく構造見学会を開催する予定です。詳しくは改めてお知らせいたします。
ご近所の皆さま、通行の皆さま、材料の搬入や車両の出入りなどご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。地域の工務店として今後も安全に注意して工事をすすめていきますので、ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。
N様、S様本日は色々とお心遣いいただきありがとうございました。引き続き安全に工事を進め、より一層いい家づくりができるように努めさせていただきます。