鎌倉玉縄 三角の家

記念樹はアオダモにしました

三角の家で生活を始めて1年が過ぎた。この家は、もともと生活しながら家づくりを完成に近づけたいと思っていたので、家具や建具、アプローチや庭など手を付けるところはたくさんある。今回は、三角の土地の先端の三角の庭に記念樹としてアマトアオダモとアオダモを植えました。

アオダモ(青梻、学名:Fraxinus lanuginosa f. serrata)とはモクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹である。雌雄異株。別名:コバノトネリコ、アオタゴ。

アオダモのアオの由来は雨上がりに樹皮が緑青色になること、枝を水に浸けて暫くすると水が青い蛍光色になること、高級感を出すために黒墨に加えて青墨を作るための着色剤として利用されたこと、青い染料に利用されたことによるといわれる。

材質は堅く強いが粘りがある。そのため曲げることができ、このような特質を生かしてさまざまな用途で使われた。日本では木製のスポーツ用品の材料、とくに野球で使われる木製バットの原料として知られる。他にスキー板やテニスのラケットなどにも使用される。日本でのバット材としての需要は年間20万本以上あり半数は輸入材で国産材のほとんどはアオダモである。計画的な植林・伐採が行われなかったことから、バットに適した高品質な材の確保が困難になっている。2000年には行政、野球関係者、バット生産者が一体となってアオダモ資源育成の会が発足、資源を確保するための取り組みが行われている。

wikiより

アオダモはイチローや松井秀喜のバットとして使われてきたが、今ではプロ野球でもほとんど使われていないらしい。バットとして製材できるくらいに成長するには70年ほど掛かるらしいので、楽しめるのは孫の代かな。。。確かに横浜スタジアムのアオダモも神宮のアオダモも植えてから数年なのであまり大きくなっていない。まぁ気長に見守っていこう。
アオダモに限らず、樹木は計画的に使っていかないと良い材料が無くなってしまうだけではなく、森林崩壊に繋がりかねない。日本の杉は、たくさん育っているのに伐採するのに費用が掛かり過ぎるから放置されているものも多いらしい。ある程度、間引きして伐採していかないと木々に栄養が行き渡らないし、土の成分も悪くなり土砂崩れなどにつながり、山自体がだめになってしまう。今年も丹沢の植樹に参加する予定なので、改めて木を使わせてもらっている感謝の気持ちを大切に頑張ってきます。

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そのほかに、サルスベリにソヨゴも植えました。

大きくなれよ!

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ちなみに、「トネリコ」という名は外国の言葉のようにも聞こえますが、樹皮につくイボタロウムシが分泌する蝋を敷居の溝に塗って動きを良くしたことから、「戸に塗る木」が訛って「トネリコ」となったようです。



 


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