地域型住宅ブランド化事業に取り組むための講習会に参加してきました。
この事業は、地域材等資材供給から設計・施工に至るまでの関連事業者が緊密な連携体制を構築し、地域資源を活用して地域の気候・風土にあった良質で特徴的な 「地域型住宅」の供給に取り組むことを支援し、地域における木造住宅生産・維持管理体制の強化を図り、地域経済の活性化及び持続的発展、地域の住文化の継 承及び街並みの整備、木材自給率の向上による森林・林業の再生等に寄与することを目的としています。共通ルール等に基づき木造の長期優良住宅の建設を行う場合、その費用の一部を最大100万円補助してくれます。
今回の講習は、平成32年までには適合化される省エネルギー基準について勉強してきました。これは、低炭素住宅にもかかわる内容で、石油は42年・天然ガスは60年で枯渇すると言われているなか、今の段階から改善していこうといもの。軒の出・庇・植栽などによる季節を考慮した陽ざしの取り込み方や、風向きを把握した上で開口部の配置を検討した風通しのいい家など、今まで以上に建築計画を重視し太陽熱などの自然エネルギー利用も検討していかなければならないと感じました。