日常

薪ストーブキャンプ

2019年12月29日

私たちがキャンプをはじめたきっかけはパパ友の「娘と出かけられるのは、あと2、3年だよ。自然のなかでテントを建てて食事をつくり焚き火をして過ごすひとときが楽しくていい思い出になるよ。 」と、言われたことからでした。鎌倉に住みはじめて海や山でのバーベキューはしてきましたが、テントでの寝泊りはしたことがなく見様見真似でスタートしたキャンプ。1年目は過ごしやすい季節でのキャンプばかりでしたが、2年目には少し寒い季節の自然も楽しみたくて、暖を取る方法を考え薪ストーブの導入を決意しました。

テントのなかのスペースは限られているため、友達家族とツールームテントを連結してリビングを確保しました。このスペースでも薪ストーブのガラス面が3面あればどこからでも炎の美しさを楽しむことができるのではないかと考え、新保製作所製のタマゴ型3面ガラス窓付薪ストーブ「FIRE SIDE」を導入しました。

設営に関しては、耐熱の素材で耐荷重30kgのユニフレームのフィールドラックを設置面につかい、地面の落ち葉やストーブ本体の底面保護のために珪藻土を砕いたものを敷き詰めました。テントの貫通部の煙突は20mmの厚みでロックウール50mm同等以上の性能を発揮するセラカバーと防火地域でつかう建築材料モイスを併用して遮熱効果を高めました。これでも完璧ではない簡易設置のためアラーム付きの安全装置を3つ設けました。(みんなにはそんなに要らないと言われましたが、2つ同時に電池切れや壊れる可能性があると思い3つにしました)炎のあるところに人は集まるのか、子どもたちも薪を集めてストーブに入る大きさに割ったり楽しんでいました。

キャンプでは、テントを建てて寝るところを造らなければならないし、食事も火を熾こして作らなければならないので、みんなで力を合わせて衣食住を体験できます。

普段は蛇口をひねれば簡単に出て贅沢につかっている水も自分たちで汲みにいき、重たいジャグを運んでくると大切につかうことができたり、なにか忘れ物をして不自由なときに代わりになるものを探したり、雨や風が強くなったときのテントのペグの打ち方などの対処方法など、いろいろと考えて行動することができるようになります。日常では経験できない大切な時を過ごすことによって成長できるのではないでしょうか。

もともと自然体験が子どもの成長発達にいい影響を与えることは、あらゆる研究で証明されているそうです。 大自然のなかで五感を育む過ごし方は、子どもたちだけではなく私たち大人にもとても良い影響を与えてくれます。私たちの考え方を変え、生き方も変えてくれたこの素晴らしい体験に導いてくれた方々に感謝しています。子どもたちは成長しても、きっとキャンプは行きたいと言ってくれることでしょう。

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