今日は、自然素材モデルハウス「三角の家」に奈良県吉野から吉野杉を担いで、上大木材の上大さんがいらしくださいました。吉野ひのきを好む私に吉野ひのきを長年扱っている方が上大さんを紹介してくれて、それからお付合いが続いています。
吉野ひのきとは奈良県吉野郡全域、とくに吉野川(紀ノ川の奈良県流域)、北山川、 十津川流域に発達した林産業によって産出される林材を指し、その特徴としては 木目が細かく、株と末の径寸の落差がなく、色沢が美しく幼木から手入れが行き届いて 曲がりや節の少ない等の性質がある。 吉野の土壌は海抜300~800mと杉・桧には最適の地形を有し、年間の平均気温14℃、 年間降水量2500㎜、積雪も年数回50cm以内、また、古生層・中世層からなる リン酸カリ・硅酸塩類に富み、保水と透水性が極めて良く杉や桧の育成に最高の 土壌で、密植・間伐等古くから伝統の吉野ひのきの人口育成の管理と製剤技術が吉野材の 最高品質を支えているそうです。
吉野ひのきと吉野杉を熱く語っていただき、とても楽しい時間を過ごせました。上大さん、今日は遠くからお越しいただきありがとうございました。上大さんが吉野を愛するお気持ちがよくわかりました。この方が、扱っている材料は間違いなく吉野産で良質のものを提供してくれているのだと、改めて思いました。是非、伐採から製材、乾燥工程の見学ツアーに参加したいと思いますので、その時はよろしくお願い致します。