昨日は建築士事務所協会の月例会。
木造住宅の耐震診断とマンションや商業施設についての
耐震診断についての打合せ、催し物の役割分担など行いました。
この月例会の前に、三角の家の家具の
転倒防止補強を行いました。
大震災の時に家具が倒れてきたり、飾り物が落ちてきたりした方も
多いのではないでしょうか。重たいものやガラスや食器などの割れ
物が落ちてきて二次災害を招く危険があります。
このような被害を防ぐには、高いところに重たいものを置かないよ
うにしたり、食器棚や家具は転倒防止の処置をする必要があります。
ホームセンターなどで売っている突っ張り棒などで簡易的にする方法
もありますが、今回はL字の金物で補強を行いました。
計画段階から、この場所に食器棚を置く予定でしたので石膏ボードの
下地には補強パネルを仕込んであります。
L型の金物を壁と食器棚の両方に
しっかりとビス止めしました。
同じように本棚の補強も行い、冷蔵庫は同じL型の金物を
使いボルト締めしました。
もし下地の補強を行っていない場合は、柱や間柱の位置を
針を使ったものや探知器などで確認して、しっかりと固定
しましょう。