平成24年度も川崎市の木造住宅耐震診断士として建物診断を行うことになり、今日は午後から川崎市の耐震診断に行ってきました。今はどの行政にも耐震診断の申込者が多く助成額の拡充や組織体制の見直しもすすめられている。
川崎市では、耐震補強工事・工事監理の助成限度額が最高で2,775,000円になっている。(川崎市のホームページに詳細が掲載されてますのでご確認ください) 耐震補強には、補強計画を含めた精密診断、工事監理のもと補強工事が進められるので費用が嵩むケースが多い。しかしこういった助成金を活用できれば自己負担の額も軽減できる。ほとんどの行政で助成金を申請できるケースは、制度を巡る悪質業者によるトラブルを防止し安心して耐震改修工事をしてもらえるように行政に登録している設計事務所か工務店しか行えないので、業者選定はしっかりと行うことをおすすめします。
そして、自分の住まいの構造評点がどのくらいなのかを把握して、耐震補強計画が必要な建物なのか、そうであれば万が一のときに倒壊しない建物にはやく改善できるように備えてもらいたい。
川崎市の耐震診断
2012-06-27