自粛期間中は仕事のことや家族のことなど、いろいろなことを改めて考えるいい時間になりました。
鎌倉の家のキッチンは、「使う」「洗う」「しまう」(以前の記事はこちら)の動きのラインを最短となるようにして家事動線を短くすることを最優先としてデザインしました。この他に大勢で料理をつくるのを楽しめるようにフルオープンキッチンとして、正面側からも料理に参加できます。これは三角の家のキッチンで餃子をつくるとき、並んで料理ができるスペースが3人分しかないので、いつもわたしが弾かれて寂しい思いをしていたからです。このように家族5人で料理をするときにも、大きいお皿やボールなどが置ける調理スペースが確保できる天板にしました。
忙しく過ごしていたので、みんなで餃子をつくる時間もなかったのに、この機会に何回か楽しむことができました。
会話をしながら料理を楽しむのもいいものです。以前からお世話になっている方から、ご家族が料理本を執筆されたと連絡をいただき早速「わたしだけの料理教室」を手に入れましたが料理の腕は上がっておりません。
鎌倉の家のキッチン、次はタイルについてもお話ししたいと思います。