本日は鎌倉プロジェクトの配筋検査。
検査員の方から下端筋の定着長さがとれていないと指摘を受け、定着について私が説明している様子です。
この指摘を受けた箇所は、上端筋と下端筋ともにD16の地中梁なので、昨日と本日の午前中に2回配筋の自主検査をして、しっかりと確認していたので、検査員の方に説明し定着長さが取れていることを確認していただき無事に検査が終わりました。
こういう検査を受けていると、原寸図を書いて鉄筋の納めを検討していた時代を思い出します。あの頃は配筋写真を撮っても現像したあとに鉄筋が写っていないと大変な思いをしたものです。今は写真を撮れば、その場で確認できるのでスムーズに進めることができます。
今回の鎌倉プロジェクトも許容応力度計算という構造計算をし、耐震等級3をクリア。耐震等級は1から3までの等級があり、等級が上がるほど地震に対する強度が高まります。
この後、パネルの建込後、アンカーボルト、ホールダウン金物、かぶり厚さなど2回目の配筋検査もしっかりと行い、高品質の構造強度を保つ設計を進めていきます。