鎌倉の家

自然樹形をもとめて

2020年3月9日

 

山採りの天然木を扱っている東京ドーム8個分の山を案内してもらえるということで、予約していた茨城の山に行ってきました。

担当の方とは事前にメールと電話でイメージしている木々の種類や形状などを伝えて打合せをして、わたし一人で向かう予定でしたが学校が休みになり退屈している子どもたちも連れていきたい旨を相談したところ、快く受け入れていただきました。

一番はじめに自然樹形のアオダモを何本か拝見し、その中でも植えていただいていた単幹のものがわたしたちが求めていた樹形でした。山で育つ樹木は、ほかの木に負けないように太陽の陽射しを求めて独特な形に育ちます。そんなふうに育ったであろうアオダモに魅力を感じながら、つぎはハイノキ。

半日陰を好み成長がゆっくりなハイノキ。焼いて出た灰を使って染色していたことから「灰の木」という名前がついたそうです。枝や葉が細くすっきりとしているので美しく剪定もしやすい。淡緑色の葉は5㎝ほどの大きさで先のとがった繊細なかたちでゆらゆらと風に揺れると風情があります。これだけ大きい欅の脇にあると錯覚してしまいますが2mものです。

そして車で移動をしてソヨゴ。10年後に木々の成長と共に馴染むようにデザインしている鎌倉の家には3.5m以内と理解していたつもりだが、4.5mの魅力的なソヨゴに出会ってしまい検討することになりました。どれもうねりが個性的な素晴らしいソヨゴでした。

このほかにも、もっと豪快なうねりのあるソヨゴや山採りのナナミノキなどたくさんの樹木を見学させていただきました。担当の方に樹木についてとても詳しく説明をしていただけたので、候補になる木がたくさん増えてしまいました。植樹までには選ばないとならないが、せっかく楽しむ庭ならブルーベリーを番いでどうですかと提案いただいたので、実のなる木も検討しています。子どもたちもほとんど遊びまわっていましたが大自然の中を楽しんで過ごせたようでとても満足していました。私たちも素晴らしい木々に出会えて子どもたち以上に満足して帰路につきました。

 

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