茅ヶ崎の家は外壁にケイミューのSOLIDO(ソリド)を施工しています。先日、現場打合せでサンプルと一緒に確認した外観イメージが形になってきています。
SOLIDO(ソリド)とは高圧ロールプレス、高温高圧の蒸気養生によって形成される強固なセメント素材。
セメント素材には、白華(エフロレッセンス)という白いカルシウム成分が表面に浮き出る現象が起こることがありますが、SOLIDO(ソリド)はそれをあえて抑えずにセメント本来の質感を活かしています。
今回は内外壁ともに使用できる下見張りのtypeM_LAPの鉄黒を外壁と玄関内壁の1面にも採用。重なりによる影が独特の表情をつくりだします。
サッシ廻りなどは納まりをスッキリと魅せて、かつ雨仕舞いを入念に行う下地板金。この下処理をしっかりとすることによって建物の寿命を長く保ち、おしゃれな外観になるのです。
▽サッシと下地板金
また一枚として同じものがない無垢の建築素材であり、薄くて強靭な持続可能素材なので、製造や施工で発生する廃材もリサイクルされ環境負荷を軽減。
雨や日差しなど季節や天候にもまれ、その風合いがゆるやかに移りかわっていく、これからの経年の変化が楽しみです。